設立趣旨
愛知川流域の未来を守る、水環境のパートナーシップ
東近江市を流れる愛知川の流域は、水環境にめぐまれており、特に地下水利用率が県下最大であります。
愛知川扇状地の地下水は、水道水源や農業用水、工業用水、民間井戸として広く利用されており、雨水から琵琶湖までの水循環のなかで非常に重要な位置を占めているため、愛知川の河川水と同様に、地下水の環境保全活動を行うことは、重要と思われます。
水量関係においては、将来の地球温暖化に起因する気候変動による水不足の懸念があります。
愛知川流域には、農業用水確保のための永源寺ダムがあり、また河川水や地下水を取水する水道や企業・民間井戸など取水に関して競合しており将来的に協議が必要になってくると思われます。したがって、地下水・河川水を利用する官・産・民で連携する協議会組織が重要となり、この法人がその役割を担うことをめざしています。
水質関係においては、農業が盛んな湖東地域において地下水・河川水の水質について注視していくことは、これからも重要であります。したがって調査を行い結果を情報共有していけば、水環境の改善につながります。
さらに持続可能な地下水・河川水利用を行いながら、まちづくりや農村振興に貢献することも、水環境保全に取り組むNPO法人の重要な役目と考えております。

団体について
01.
法人名または団体名
特定非営利活動法人愛知川流域水環境研究所
02.
代表者
桝田 秀夫
03.
設立年月日
2024年03月06日
04.
定款、規約等に記載された目的
この法人は、愛知川流域に対して、地下水・河川水の水 環境に関する事業を行い、情報発信・水環境教育を通して、東近江市及び湖東地域の水環境や自然環境の保全とまちづくりに寄与することを目的とする。
05.
NPO法別表に定める活動分野
1.社会教育の推進を図る活動
2.まちづくりの推進を図る活動
3.観光の振興を図る活動
4.農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動
5.環境の保全を図る活動
6.災害救援活動
7.地域安全活動
8.子どもの健全育成を図る活動
9.科学技術の振興を図る活動
06.
活動分野
水環境保全
07.
活動内容
愛知川流域の地下水・河川水を対象とした水環境・自然環境の保全と
持続可能な利用のための調査・コンサル・保全活動
08.
事務所の所在地
主たる事務所:東近江市市原野町1056番地
09.
活動地域
東近江市
10.
理事・監事・メンバー
理事長
桝田秀夫(元東近江市水道部部長)
副理事長
城 誠人(元愛知郡広域行政組合水道事務所所長)
理事
中村 努(元愛知郡広域行政組合水道事務所所長)
冨江 隆(前愛知郡広域行政組合水道事務所所長
浜田貞二(元建設コンサルタント会社社員)
中村昭三(テックムラオ取締役)
監事
中村昌幸(元東近江市水道部次長)
賛助会員
多賀 優(龍谷大学農学部教授)