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特定非営利活動法人愛知川流域水環境 研究所
理事長ごあいさつ
特定非営利活動法人愛知川流域水環境研究所は、令和5年3月6日に大津地方法務局にて認定をうけ、設立となりました。法人代表としてここにご挨拶申し上げます。
この法人は、愛知川流域において、地下水・河川水の水環境に関する事業を行い、情報発信・水環境教育を通して、東近江市及び湖東地域の水環境や自然環境の保全とまちづくりに寄与することを目的として設立しました。
私たちは、公務員時代から安全安心な水を供給する仕事の源である愛知川流域の地下水と、40年以上関わってきました。愛知川流域では、雨水の1/3が河川から湖沼へ流れ、1/3が蒸発して大気中へ帰り、残り1/3は地下水となって地下を流れています。この地下水は無限にあるものではなく、森里川湖を含めた水循環、大きくは地球の水循環のなかにあり、限りあるものであることを認識しました。
また、愛知川流域の地下水は、農業用、工業用や水道用、民間井戸として広く利用されており、貴重な水資源であります。この貴重な水資源が人の営みや気候変動の影響をうけることが必至であり、水環境を保全するための行動をおこさなければなりません。
私たちは、この愛知川流域の地下水。河川水を市民目線で調査研究情報発信することで、その大元となる鈴鹿の森を守り、里にある水田を守り、水を汚さないことや、うまく水利用することの重要性と、そうすることで水環境を保全し、この貴重な水資源を次世代へ引き継いで行けることを訴えていきたいと考えています。
このホームページをご覧になる方々がこの考えに賛同していただき、一人でも多くの方が共に行動していただけることを願っています。

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